カタール航空ビジネスクラスの格安セール搭乗記、その感想と評価~ワンワールド所属の飛行機内やビジネスラウンジ、機内食の評判~

カタール航空ビジネスクラス

陸マイラーになってマイルを貯める過程の中で急に思いついたJGC修行。11月スタートの為、FOP単価よりも如何に効率良く、少ないフライトでJALの「フライ・オン・ポイント」を貯める方法を見つけるかが勝負でした。

そんな中でJAL便だけでなくワンワールドに加盟しているカタール航空のビジネスクラスのセールを見つけて即予約しました。カタール航空のアライアンスはワンワールドでビジネスラウンジや機内食の評判や評価がとても良い航空会社です。

今回のカタール航空ビジネスクラスの搭乗記として機内食やビジネスラウンジの画像も掲載します。

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カタール航空のアライアンスや評価・評判について

カタール航空の評判と評価

カタール航空とは中東にある国、カタールの国営航空会社。アライアンスはワンワールドのメンバーなので同じくメンバーのJALのFOPやマイルを貯めることができます。またカタール航空はイギリスの格付け会社「スカイトラックス」の調査で「エアライン・オブ・ザ・イヤー2015」に認定されました。

JALやANAを抑えて世界一の評価を受けた航空会社なので、一度乗ってみたいと思っていました。今回はビジネスクラスの利用でしたが、上記の荷物用タグはなぜかファーストクラスを付けてもらいました。

カタール航空のビジネスクラスは国際的評価や評判が良く、機内食やビジネスラウンジもとても楽しみにしていました。

今回のカタール航空ビジネスクラスでのロンドン往復で獲得できるFOPはなんと20,958ポイント、JGC修行にはかなりインパクトのある数字です。FOP単価は航空券から算出すると7.16円、消費する時間との兼ね合いを考えるとまずまずの単価だと思います。

ちなみにマイルも同じ数貯まります。20,958マイル貯まるのでJGC修行のオマケとしてはありがたいですね。但し、事前・事後に関わらずJALマイレージ番号の登録が必要ですので気をつけてください。でないと、カタール航空のマイルが貯まる事になるでしょう…。

 

中東御三家と呼ばれる航空会社の特徴

カタール航空はエミレーツ航空、エティハド航空と並んで「中東御三家」と呼ばれています。中東湾岸地域の国々のナショナルフラッグは原油マネーを背景にして、ビジネスクラスやラウンジの豪華さを売りにしているようです。

エミレーツ航空については記事を書いてますのでJALマイルが貯まるエミレーツ航空の評判・アライアンス~エミレーツ航空をJAL上級会員の僕が選んだ理由~ を読んでみてください。

www.hanayao.xyz

 

ビジネスクラスの格安セールを予約

今回は「Surprice!」という、大手旅行会社HISの運営する航空券予約サイトでカタール航空のビジネスクラスが15万円という格安のセールを見つけて予約しました。

今回のセールはサプライスが独占していたようで、カタール航空のホームページでは同じ条件は確認できませんでした。航空券予約サイトにも得意な航空会社がそれぞれあったりするので、カタール航空はサプライスと仲が良いと覚えておいて損は無さそうです。

 

サプライスの予約はこちらから


 

また、同じ時期にHISのサイトもチェックしましたが、同資本のはずですがHISの方が2,000円くらい高い価格設定でした。この事からもHISがサプライスを最安の航空券予約サイトと位置付けしていることが解ります。

 

ビジネスクラスでも体力的に辛い旅程

今回のJGC修行は「木曜出発-日曜夜帰宅」です。仕事をやりくりして木・金をお休みしましたが、月曜日までかかると家庭内稟議が全く持って通りません。その結果、日曜の夜には家に帰れる「ロンドン滞在30時間未満」という超強行スケジュールになってしまいました。

ちなみに「DOHA」とはサッカーの1994年のアメリカワールドカップ予選でイラク相手に日本代表がロスタイムに同点ゴールを決められ、予選敗退になってしまったあの舞台、「ドーハの悲劇」の場所ですね。

ドーハはカタールの首都であり、カタール航空の本拠地でもあるのです。カタール航空のドーハのビジネスラウンジはとても評判が良いことで有名ですね。

 

カタール航空ビジネスクラス旅程

行き(22:20成田出発)
NRT-DOHA(約12時間)
DOHA-LONDON(約7.5時間)

 

帰り(22:30羽田着)
LONDON-DOHA(約6.5時間)
DOHA-HANEDA(約9時間半)

 

上記4つのフライトを実質3日とちょっとでこなしました。実は最初の成田発のフライトが22時と遅かったため、羽田‐那覇の往復を木曜日の朝から昼にかけてこなしており、体力的には限界値まで登り詰めることになりました。

いくら評判の良いカタール航空のビジネスクラスを含むといえども4日間で6フライト(合計40時間以上!)はやり過ぎだったと反省しています。

 

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カタール航空の機内サービス:シート編

カタール航空は世界一の評価をもらった航空会社、当然サービスには期待がかかります。私はあまりビジネスクラスに乗った事がないので、基本は足を伸ばせれば感動するのですが、そこはやはり世界一の評価をもらっただけの事があり、素晴らしい体験をしました。機材はB777-200LRになります。

 

ビジネスクラスのシート

行きの飛行機のビジネスクラスはガラガラで(カタール航空は成田発の便はあまり人気がないようです)、隣に人もいなかったので快適に過ごしました。シートはもちろんフルフラット対応で、毛布・シーツ・パジャマ・備え付けのミネラルウォーターといったサービスがあります。

 

画面

 こちらはテレビ画面、シート間がとても広いのですが距離を感じさせないくらいのモニターの大きさです。ただし、中東の航空会社だけあって映画のチョイスは少々微妙…もちろん日本の映画はほとんどなく、プログラム選びに四苦八苦しました。後は幾つかシート周りの写真を載せておきます。

 

ビジネスクラスのフラットシート

身長高めの私でも思い切り足を伸ばせるフラットシートです。

 

ベッドメイキング

就寝前にベッドメイキングを頼むとこんな風にしてくれます。カタール航空オリジナルのパジャマも無料でくれました。なかなか良いもので家で使おうと思います。

 

カタール航空のサービス:アメニティ編

カタール航空のビジネスクラスは搭乗するとアメニティポーチがもらえます。「This is for you!」と言われて渡されたポーチを手に取るとそこには「GIORGIO ARMANI」と刻印されたプレートが付いています。ブランド物にあまり縁がない人生を送って来た私はそれだけでテンションがあがり思わず「人生で初めてのじょるづぃおあるまーに!」とツイッターで叫んでしまいました。

 

機内アメニティ

アルマーニのポーチの中身は香水の小瓶、ハンドクリーム、耳栓、靴下が入っていました。今回は4回カタール航空のビジネスクラスに搭乗したので4個のアメニティポーチを貰ったのですが、家に帰って嫁さんに3つ没収されました…。オークション行きかな。

 

機内食のサービス精神がすごい!

カタール航空ビジネスクラスの食事は「ファイン・ダイニング・サービス」と呼ばれ、乗客が好きな時間に好きなものを選ぶことができるになっています。とはいえ、搭乗した時に担当のCAさんに何を何時ころ食べるか聞かれます。

その理由は人気のメニューは各CAさんごとに持ち分が決まっているため、他の人が予約して持ち分が終わってしまうと後で食べたいと言っても無くなってしまうそうです。実際に私が帰りの便で注文をした時に、既に担当CAさんの持ち分は終了していたので、他のCAさんに交渉しに行って確保してくれました。以下、食べた料理の一部の画像を掲載します。

 

機内食その1

ステーキです、見た目よりイマイチなお肉だったのでがっかりでした。ちなみにパンは3種類ほどついています。

 

機内食その2

朝ごはんにチーズオムレツ&ソーセージです。パンが食べかけでごめんなさい…。

 

機内の夜食

有名レストラン「nobu」監修のシーフードヌードル。これはダシが利いていてなかなか美味しかったです。

カタール航空ビジネスクラスの料理はメニュー数も豊富で在庫があれば何度でも食べられました。また、お酒の種類も豊富なので長距離フライトでも飽きがこないように工夫されているのを感じながら美味しくいただきました。

 

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豪華なビジネスラウンジはカタール航空の特徴

ドーハのビジネスラウンジ

ドーハと言えばカタール航空のお膝元、という事はビジネスラウンジは気合を入れて作るはずで個人的に大きな期待をしていました。ところが、行きのフライトが1時間以上遅れて元々2時間程度しかなかった乗り継ぎの時間が数十分になってしまいました。

帰りは乗り継ぎ時間が行きよりもタイトな為、今回はドーハのカタール航空ビジネスラウンジは見送る事になりました。上記の写真はハマド国際空港のアル・ムルジャン・ビジネスラウンジ。舌を噛みそうな名前ですが、サクララウンジが大好きな私としては比較してみたかったかなと思います。

 

 

今回はJGC修行の帰りのフライトの際にロンドン・ヒースロー空港にてカタール航空のビジネスラウンジを利用してみました。ドーハではないし、あまり期待していなかったのですが、これがすごく良いラウンジでした。

特別広くはないにしても内装デザインのレベルの高さ、高級レストランのようなサービス、搭乗時刻が近づくとわざわざ教えに来てくれるサービスもありました。一人だったのでダイニングに長居はしませんでしたが、カップルにもおすすめな雰囲気でした。やはり石油大国のようなところは豪華と贅沢という言葉に対する発想が違うんでしょうかね…。

 

<カタール航空ビジネスラウンジ:ロンドンヒーロー空港>

ビジネスラウンジのダイニング

 

ダイニングエリア

 

ワインの数々

 

カタール航空ラウンジ

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実は羽田便ビジネスクラスこそカタール航空の神髄だった!?

サプライスのセールで15万円で買った今回の4つのフライトですが、「出発は成田」で「到着は羽田」という旅程になっています。実はこの帰りの羽田便にこそカタール航空ビジネスクラスの神髄が詰まっている事を実感しました。帰りの機材はA350-900、通称「エアバスA350」。陸マイラーの私がいくら語っても説得力がないので興味のある方はリンクの記事をどうぞ。

 

憧れの「斜めシートのビジネスクラス」

カタール航空ビジネスクラスのエアバスA350はなんと斜めシートを装備。(ヘリンボーンシートというみたいです)このシートは完全フルフラットになるし、サイドテーブルは元々使える状態になっています。なにより隣の人の顔が見えないのが素晴らしいところです。

 

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窓側の席は隣に席がない配列の為、全くもって人気を感じません。 肘の高さも調整できたりしてプライバシーと快適性の両方を満たしたビジネスクラスシートです。

 

そして今回のフライトで一番の事件が起きる!

斜めビジネスクラス

ドーハから羽田に向かっている時の事でした。離陸してご飯も食べてひと段落するとお休みの時間になります。消灯されて真っ暗な中、私はシートをフラットにしてウトウトと眠りに落ちかけていました。すると…

何か柔らかくて重たいものが私のお腹の上に載ってきました。状況が飲み込めず目を開けて確認すると、ぽっちゃりした白人女性が私のお腹の上に座っています。どうしたもんだろう…?と、寝起きの頭で必死に考えていると(ここまで3秒くらい…)、白人女性も状況に気づいたらしく「オーマイガッ!!」と叫んで自分の席へ戻って行きました。席を間違えて私のお腹に座っていただけみたいです。その後、もちろん白人女性とは会話してませんが、柔らかくて重たい彼女のお尻の感触は今も私のお腹に残っています。

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カタール航空ビジネスクラスまとめ

今回、初めてカタール航空のビジネスクラスを利用しました。結論からいうと今まで利用してきたどの航空会社のビジネスクラスより素晴らしかったです。ただ私が長距離路線でビジネスクラスを利用したのはこれが初めてなので、もっと他の航空会社の長距離路線をビジネスクラスで利用してみようと思います。次はやっぱりJALですかね!?それからもうひとつ、日本語を話せるCAさんはいても1人なので、コミュニケーションはほとんど全て英語で取らなければなりません。しかも様々な国籍のCAさんがいて、さび付いた私の英語耳では時々辛かったです。こういう時に限ってやたらフレンドリーに話しかけられたりするもので、英語を勉強し直そうかなと思いました。

今年、無事にJGC修行が終わったらしばらくカタール航空に乗ることもないと思いますが、何かの時には選択肢に入れたい航空会社になりました。

 

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2 件のコメント

  • はじめまして。
    ちょと気になったのですが、カタールのHNDは787じゃないですかね。ヘリンボンで似てはいますが、席数もちがうと思います。今夏からやっと日本路線への350だと認識していました。(アクセスアップのためにわざと書かれていたなら失礼)
    まあ、カタールはあんまりヘビロテする人いないので、どうでもいいことですね(笑)

  • さんだーばーどさん
    コメントありがとうございます。記憶が曖昧なので写真を確認して必要であれば追記します。全く持って自信がありません…ε-(´∀`; ) でもこれだけは言えます、アクセスはアップを狙えるほど…ありませぬ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    ご指摘ありがとうございました(*´꒳`*)

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