JALマイルを貯めるブログの代償~あるJAL陸マイラーが嫁と交わした悪魔の契約~

JALマイルの代償

JALマイルを貯める為に僕はポイントサイトやブログを通じて様々な活動をしている。高還元のクレジットカードがあれば発行し、保険案件が高騰すれば面談をする。暇な時間は他の陸マイラーのブログを読み漁って勉強に充てている。

ANAマイルと違って貯める難易度の高いJALマイル、貯める為には情報収集は欠かせない。その上で自分のブログを書いているのだから1日が後数時間長かったらなあ…なんて思う時も多いのだ。

そんな僕のJAL陸マイラー活動の最大の理解者は嫁さんだ。「家族の幸せの為にJALマイルを貯める」という僕の方針に120%賛同してくれているのだ。マイル活動をしていると夫婦で価値観が別れるというのは良く聞く話だけど、我が家にはあまり関係がなかった。

「いい嫁さんをもらって僕は恵まれてる」僕はそう思っていた。しかし、僕は重大な事を見落としていた。そう、いつの間にか僕が嫁さんと「悪魔の契約」を交わしていたことに気づいたのだ。

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JALマイラ―のブログを応援してくれた嫁さんに感謝

僕はJALマイルに特化して陸マイラー活動を行なっていて、ブログを書いているのもその一環と言える。

なんでJALマイルなのか?とよく聞かれるけど理由はそんなにない。きっと初めて作ったマイル系のクレジットカードがJALカードだったからだろう。

JALマイルを貯めている内に興味を持ったJALの上級会員「JALグローバルクラブ」。通称JGCと呼ばれる資格を取得する為に昨年はJALに乗りまくった。またマイルについて書かれているブログを読んだり書いたりして情報収集を行ったお陰で、家族旅行には困らないくらいのマイルを貯めている。

僕の嫁さんはとても良き理解者で、ブログの執筆時間を作ってくれたり、マイルを貯めることとは直接関係ないJGC修行の時も応援してくれていた。まだ2歳の子供がいる共働きの家庭にとって、旦那のやりたいようにやらせてくれる良妻賢母は神様に見えたのを覚えている。

僕がJALマイルを貯めるJAL陸マイラーになった理由は娘の航空券代

JALの航空券が高い

昨年の夏休み、僕は家族でグアム旅行に出掛けた。子供が生まれてから三度目のグアムは安くて近くて短い期間で行ける、子連れ向けの「安近短」の旅行先のはずだった。ところが2歳になった娘の航空券の金額を見た瞬間、僕は血の気の引く思いをしたのだ。

「大人料金とほとんど変わらないじゃないか…」

ついこの間までは大人料金の10%だった娘の幼児航空券が、娘が2歳になり大人料金の75%の小児料金へと格上げになったのだ。簡単に言うと7,000円が5万円に値上がりしたと考えてもらえばよい。

この緊急事態に僕は何か良い方法はないかと模索した。ネットで見つけた「ポイントサイト」というある意味、如何わしくもある響きにも負けずに、僕は陸マイラーという飛行機に乗らずにマイルを貯める方法にのめり込んでいったのだった。

これが僕がJALマイルを貯める為にJAL陸マイラーになったきっかけだ。その時に僕が受けた衝撃を人生なんてマイルで変わるという記事にしているので読んでほしい。

www.hanayao.xyz

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JALマイルは僕の家族に夢を与えてくれた

JALマイルと家族の夢

陸マイラーとしてポイントサイトの案件をこなしたり、細かくJALマイルを貯める方法を駆使した僕は順調にJALマイルを貯めて行った。嫁さんも自分の興味がある範囲でJALマイルに繋がるような案件をクリアして協力してくれた。

僕達夫婦の合言葉はいつしか「JALビジネスクラスでハワイに家族旅行」となっていた。もちろん紆余曲折は合ったし、時には「JALマイルと家族とどっちが大事なの?」なんて皮肉を言われた事もあった。

それでも夫婦で歯を喰いしばり、お互いの仕事と子育ての合間を縫ってJALマイルを貯めた。そして2017の年夏、僕たちは家族で目標を達成した。その時の記事はハワイ旅行に家族でビジネスクラスで行く夢を読んでほしい。

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航空券を予約できるかどうかの瀬戸際で、僕の心は折れそうになったけど嫁さんの心は折れていなかった。記事を読んでもらえば解るけど、嫁さんの臨機応変な対応で僕達は家族でJALビジネスクラスに乗ってハワイ旅行に行くことができたのだ。

ハワイへの家族旅行、嫁も娘も往路の成田空港からハイテンションだった。いや、一番テンションが高かったのは僕かもしれない。父親として一家の主として、そう多くない給料の他に初めて家族の夢を叶えたような気持ちになった。

ハワイへの家族旅行の総括はハワイとJALとマイルがくれたものという記事に書いてあるので興味があれば読んでみてほしい。

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こうしてJALマイルは僕と僕の家族に夢を与えてくれた。もっと言うとポイントサイトもブログもブログ仲間からもたくさんの夢をもらったと思っている。

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2017年にJAL陸マイラーが利用するポイントサイト

2017年はJAL陸マイラーにとっては激動の1年だった。なぜかというとJALマイルの貯め方に革命が起きたからだ。それまでJALマイルはポイントサイトでの交換率が悪く貯まりにくいとされていた。

当時のJALマイルの交換率は、貯めたポイントの現金換算の50%程度、それをポイントサイトのモッピーが80%以上に引き上げたのだ。(2017年12月現在は85.7%)

これによりJAL陸マイラーは劇的にJALマイルを貯めやすくなった。モッピーのJALマイル交換方法については【JALマイルを稼ぐ裏ワザ】JALマイルを効率よく貯める方法「交換率85.7%」のモッピーがおすすめな理由 を読んでほしい。

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JAL陸マイラーはマイルだけではない飛行機や空港の魅力に惹かれる

JALマイルだけじゃない魅力

僕はJAL陸マイラーになってからマイルを貯めようとあくせくと情報収集したり、活動したりする内に僕は飛行機や空港を好きになってしまったようだ。そんな僕が始めたのがJGC修行、JALの上級会員になるために飛行機に乗りまくるというものだった。

下の記事はJGC修行の為にカタール航空のビジネスクラスに搭乗した時の記事、格安ビジネスといえ15万円もするのだ。家計へのダメージは大きいはずだ。

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「貴族遊び」とか「ラウンジ乞食」なんて揶揄されるJGC修行の時も嫁さんは僕の背中を押してくれた。友達の結婚式という名目で「ブログネタにもなるからさ」なんて言いながら、友達のオカちゃんと上海に出かけた時も嫁さんはいつも笑顔だった。その姿はJAL陸マイラーの嫁の鏡と言っても良いだろう。

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旅行だけでなく海外出張も多かった2016-2017年。僕が次から次へとフライトの予定を入れる度に、嫁さんは笑顔でこう言ってくれた。

嫁の笑顔

「あなたのやりたいようにやったらどう?」

僕はその言葉を聞く度に嫁さんに感謝を伝え、自分の境遇にも感謝した。なぜなら陸マイラーや修行という行為は、夫婦で価値観が違うために衝突することが多いからだ。せっかくなので幾つか「価値観の相違」に関するブログを紹介しよう。

にしきりおさん(id:riokeywest)のさくさく子連れ&こそっと日帰りブログ。こちらは旦那様にバレないように子育ての合間を縫って修行に繰り出す。読みだすと笑いが止まらないストーリー形式だ。

www.kodure-traveler.net

こちらはばかよんさん(id:minakiti99)のFの悲劇。ファーストクラスのバグ運賃を巡って夫婦間の価値観の相違が激突する、とても悲しい物語だ。

minakiti99.hatenablog.com

こんな風に苦労しているブログ仲間と比較してみて、僕は恵まれていると思っていた…

ところがある日、事態は急変したのだ。

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あるJAL陸マイラーが知らずに交わした悪魔との契約

悪魔の影

あれは7月の終わり頃だったと思う。お盆が仕事の最盛期とぶつかる僕は8月のどこかの週末の過ごし方を嫁さんに相談した。JALビジネスクラスで行くハワイ旅行で早めの夏休みを取った為、週末に1日くらい有休を加えてどこかに行こうかと嫁に問いかけた。

「え、アタシそこは日本にいないよ?」

なんだなんだなにがおきたんだ?僕は自分の耳を疑い、もう一度言ってくれと問いかけた。すると嫁さんはドヤ顔でこう言うではないか?

ドヤ顔の嫁

「友達とベトナム旅行に行くってLINEしたでしょ?」

僕は目の前が真っ白になった。慌ててLINEを確認すると確かにメッセージがあったけど僕は気づいていなかった。期間はなんと1週間、これは重大な問題が発生する。それはこういう事だ。

わがままな娘

「3歳の娘と1週間2人きり・・・!」

自分が世界の頂点に立っていると信じて、欲望のままにしか行動しない僕の娘と1週間2人で過ごす事は新米パパには過酷な試練だ。朝の準備を1人でするのは大変だし、仕事だって早い時間に上がらなければならない。

ブログを書く時間なんてあるはずもないので、実家に助けを求めようとしたが嫁さんの体裁があるのであえなく却下された。

嫁さん曰く、

「あなたのやりたいようにやったらどう?」

とは

悪魔の契約

「もちろん、アタシもやりたいようにやるけどね!」

という言葉の裏返しだったようだ。決して明文化はされない暗黙の契約…僕はどうやら知らず知らずの内に悪魔の契約書に判を押していたようだった。

嫁さんからすればあれだけ自由にさせてあげた代償として当然!と言ったところなのだろう。

僕は娘と2人きりで無事に1週間過ごせるのだろうか?

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あとがき:JAL陸マイラーが支払うべきJALマイルの代償

JALマイルを貯める為に嫁さんは僕に潤沢な時間を与えてくれた。だから僕はいつも嫁さんに「旅行に行っておいで」と話していた。それは3日間くらいの旅行を想定していたけれど。

たかだか1週間!(されど1週間?)人生の経験として頑張ってみようと思う。ただ心配なのは「何もそこまで僕に似なくても…」と思うほどにワガママな僕の娘だ。

大好きなママが帰ってこないと知った時の彼女の荒れっぷりは想像するだけで恐ろしい。ちなみに過去に娘と2人きりで過ごしたのは2日間程度しかない。

世の中の母親には鼻で笑われそうだけど、僕は今猛烈にプレッシャーを感じている。ハワイ旅行のプレッシャーの比ではない。今週、ブログの更新が滞ったら…そっと子育てに悪戦苦闘している僕の姿を思い浮かべてほしい。

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10 件のコメント

  • 僕が1週間子供と2人ならホテルに行きますw大変でしょうが楽しい1週間となるよう応援してます。

  • はじめまして。奥さんの旅の無事を祈るとともに、パパさんのご健勝を祈ります。いーじゃないっすか、夫婦で好きなことして。笑 育メンですよ、時代は!

  • はじめまして。今晩は。
    いつも楽しく読ませて頂いています。
    ウチは男の子ですが境遇が似ていて凄く笑えました。
    自由にさせて貰ってる分、自由にさせないとこちらの都合も
    悪くなりますもんね。笑
    しかし、1週間は奥さんも中々の強者ですね。

  • クレアさん
    コメントありがとうございます。それイイですね!ちょいと探してみます(*´꒳`*)

  • ロコモコさん
    はじめまして、コメントありがとうございます。
    育メンになれるように頑張ります。確かに今時っぽいですよね(*´꒳`*)

  • とくちゃんさん
    はじめまして、コメントありがとうございます。
    似たような境遇…解って頂けますか!?(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    陸マイラーには同じような境遇の人、多いのではと思ってます。でも1週間は想定外でしたε-(´∀`; )

  • こんにちは。いつも楽しいブログをありがとうございます。
    私は、おばさん陸マイラー歴が長いのですが、やはりきっかけは、子供が2歳超えて海外旅行の費用が高くなることでした。
    20年も前でしたので、その当時は、ハワイエコノミー往復が、たったの2万マイルでした。(米系です)今より簡単に取れた時代です。
    奥様も今のうちに、楽しんでいただいてください。
    経験上、やがて子供が学校に行くようになると、行事や習い事で海外旅行なんてほんとに縁遠くなってしまいます。
    その間もず~っと、マイルを貯めて、今は、大学生になった子供の海外留学や、自分の旅行にと、活用しています。
    ただし、なかなか家族そろっての海外旅行って難しくなります。
    お子さんが小さい時の、2人でのお留守番もきっと 今だけの良い思い出になると思いますよ!
    そして、また、是非ご家族でハワイにもお出かけください。
    うちの子供は、小さかったために、ハワイに行った記憶が無い!と嘆きます。(笑)

  • 匿名ママさん
    コメントありがとうございます。
    そうなんですね、2万マイルでハワイに行けた時代があったのですね(´∀`*)
    子供が大きくなったらなかなか一緒に旅行にも行けないですよね。
    今、大変でも楽しめるように頑張ります!ハワイにもまた行きたいです。
    アドバイスを頂きましてありがとうございました(*´꒳`*)

  • はにゃおさん
    言及、ありがとうございます。あのような悲劇もありましたが無事にプレミアまでこれました。
    今後の喜劇を楽しみにしています(^^)/

  • ばかよんさん
    コメントありがとうございます。
    次は「Pの喜劇」ですね!もちろん悲劇ネタも引き続きお待ちしております…ムフフ( ^ω^ )

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