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世にも奇妙な世界のお祭りの体験談~海外旅行で僕が遭遇した日本人が知らない世界の有名なお祭りとは~

お祭りおじさん

世界にはその土地でしかお目に掛かれない奇妙なお祭りがある。日本人が親しみを感じられる世界の有名なお祭りから、海外では有名だが少し奇妙なお祭りまで多種多彩だ。

国を挙げて本気レベルのリオのカーニバル、怪我人続出のスペインの牛追い祭りなど僕達がテレビで観る世界の有名なお祭りは一度は現地で見てみたい。

今日の話はテレビで放映される有名な祭りについてではない。僕が海外旅行で遭遇した、あまり日本人に馴染みのない世界の奇妙なお祭りの話だ。「イッテQ!」ですら放送できない海外の奇妙だけど有名なお祭り「ニンビン・マルディグラス」を体験した時のことを語りたい。

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僕は新興住宅地で生まれ育った。元々山だったところを切り開いた場所で、バブル期に東京のベッドタウンと呼ばれた街で育った。地元のお祭りと言えば子供会の盆踊りしかなかった。だから浅草在住とか地方から出て来た友達から、お祭りの話を聞くといつもワクワクして羨ましく思う。

海外旅行に行った時もそうだ。それが地元のお祭りじゃなくても、週に1度のファーマーズマーケットとかに遭遇するとテンションがあがる。イビサ島の泡パーティーとか世界的に有名なお祭り騒ぎにはいつか顔を出してみたいと思っていた。

そんな僕がある日、海外旅行中に偶然にも世界的に有名なお祭りに遭遇することになった。

 

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そうだ、オーストラリアへ行こう

虹色のバス

あれは何年か前の5月頃だったと思う。仕事に疲れ果てた僕は2週間くらいの休暇を取って海外旅行に出かけた。行き先をオーストラリアに決めたのは高校時代の友達がワーホリで現地にいたので、泊めてもらえることになったからだ。

その友達が住んでいた街の名前は「バイロンベイ」という名前だった。後から解ったのだがバイロンベイは日本人には馴染みがないが、オーストラリア国内で観光地として有名な場所である。

バイロンベイの街を歩いているとよく虹色のバスを見かけた。何処かにツアーに行くみたいで座席はいつも欧米人でいっぱいだった。僕は虹色のバスは欧米人向けのツアー会社なんだろうと思っていた。

025 地球の歩き方 aruco オーストラリア 2016~2017 (地球の歩き方aruco)

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バイロンベイで体験した生活

イルカとサーフィン

僕が何泊かさせてもらった友達の家は家主と僕の友達のアキラくん、その彼女の夢子ちゃんの三人で暮らしていた。ちなみに僕は夢子ちゃんとは初対面で、彼女は笑顔の可愛い20代前半の女の子だった。夢子ちゃんは名前の通り「夢見る少女」だ。僕が話しかけても自分の世界に浸っていて返事をしないこともしばしばだった。

彼らと一緒の生活は朝起きて散歩に行ったり、釣りに行ったり波乗りをしたりする。僕達は海でイルカに出会い、道端でワラビーと競争したりした。そして夜はビールを飲んで談笑するという生活を繰り返した。それだけでも日本で夜遅くまで働くのが常識だった僕にとっては新鮮な生活だった。

後に僕がバイロンベイでサメに襲われかけたり、英語学校に通った時のお話は下記のリンクを読んでほしい。

 

ちなみにオーストラリアをまるごと旅したブロガーJPさんの記事が秀逸なのでリンクを貼っておく。JPさんはバイロンベイにも滞在したし、記事の中でニンビンにも触れられているのでぜひ読んでほしい。


夢子ちゃんに世界的に有名なお祭りに誘われる

朝起きてサーフィンして、昼寝して、散歩して、夜は飲んでまた眠る…そんな生活を一週間くらい過ごした時に夢子ちゃんにこう誘われた。

 

「はにゃおくん、隣の町で世界的に有名なお祭りがあるから行ってみない?」

 

僕がどう答えていいか悩んでるとアキラくんが「すごいお祭りだから一度見てみるといいよ」と勧めてくれた。彼は仕事があるから後で合流するというのでとりあえず僕と夢子ちゃんの2人でその「お祭り」に行ってみることにした。

 

30万キロ走った車を運転

オーストラリアは日本と同じ左車線なので国際免許さえ準備して入れば大丈夫だった。僕が運転する車はアキラ君が2,000ドルで買ったという中古の日本車でマツダのステーションワゴンだった。走行距離はなんと30万キロを超えている。日本では鉄くず扱いの車も丁寧に手入れしてあるようで走りはそこそこ快適だった。

お祭りへ向かう途中は夢子ちゃんが助手席でナビゲーションをしてくれた。僕は世界的に有名なお祭りに思いを馳せながら、夢子ちゃんの指示に従って車を走らせた。ちょっとした異国でのデート気分だが、舗装されてなくてガードレールもない山道を走るのは慣れていないのでちょっと怖かった。

 

お祭り会場の街、ニンビンに到着

虹色の小さいバス

1時間半くらいドライブしただろうか?僕たちはやっとお祭り会場の街の入り口に着いたみたいだった。街の名前は「ニンビン」と言った。

 

「ニンビンにとうちゃあく☆!」

 

夢子ちゃんが目をキラキラさせながら嬉しそうに叫んだ。その姿に僕もテンションを上げながら車を降りると目の前に何とも奇妙な光景が広がっていた。

僕らが着いたのはお祭り会場の駐車場だったのだが、なんだか雰囲気が変わっていた。なんか、こう…カラフルなのだ。よく見るとあの「虹色のバス」みたいな車が何台も停まっていた。そして奇妙なコスプレの女性や全身タトゥーの男性、奇妙なメイクをした人々が歩いている。そして僕は気づいた、バイロンベイの街中で観た虹色のバスは全てこのニンビン行きのバスだったのだ。

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南半球最大のお祭り「マルディグラス」

マルディグラス地図

僕が周りの人達の格好を不思議そうに見ていると、夢子ちゃんが僕の手を引っ張り「早く行こう、楽しまなくっちゃ!」と誘った。ドキドキしつつも未だ状況が飲み込めない僕は夢子ちゃんに「こ、ここは何のお祭りなんだい?」と問いかけた。すると夢子ちゃんはニッコリと笑いながらこう答えた。

 

「このお祭りの名前はニンビン・マルディグラス。南半球で一番大きなヒッピーのお祭りなの☆!!」

 

僕は驚いた。ヒッピー…「長くつ下のピッピ」なら知っているが僕にはヒッピーの友達はいなかった。しかも南半球で最大のヒッピーのお祭りってなんだ?と思いながら街の方へと歩いていく僕の目に入って来たのはおとぎ話に出てきそうなカラフルな建物と脱力感がいっぱいの模様の看板の数々だった。

長くつ下のピッピ (岩波少年文庫 (014))

 

世界中のヒッピーにとって特別な街、ニンビン

ニンビン街中

オーストラリアの東側の山に囲まれた場所にあるニンビンは特別な街らしい。何が特別かというと「日本では違法なあの植物」をこの街では警察が黙認しているらしいのだ。どうせヒッピーが集まるなら、山の中に集中させようという政府の方針なのか、それともヒッピーが勝手に住みついたのかは僕には解らない。街の入口にはちゃんと警察の建物あったりする。ニンビンはヒッピーにとって特別な場所で、世界でも珍しいお祭りが行われる街だった。

夢子ちゃんはこの街で結構顔が広いらしく、怪しいケーキ売りのおばさんに「こないだのケーキ美味しかったわぁ」とか、ジャンべという大きな太鼓を叩いているアボリジニらしき人に「後で踊りにくるね、I will be back!☆」なんて話しかけている。華麗に舞いながら道で会う人に笑顔で挨拶する彼女の姿は、まるでディズニー映画にでてくる妖精のようだった。

 

ヒッピー文化のお祭り

ニンビンカフェ

お祭りには世界中の料理の屋台が出ていた。僕が食べたのは確かイエメン料理、トルティーヤみたいな感じだったと思うけどよく覚えていない。他にも無農薬の果物ジュースとか日本人がおにぎりのお店も出していたと思う。

会場ではヒッピーの中では有名な歌手のステージがあったり、麻の種を撒いて⇒水をあげて⇒肥料をあげて⇒収穫して⇒神に捧げる、というよく解らないアスレチックリレーが行われていた。後はハンドメイドの虹色の蝋燭ワークショップとか即席タトゥー屋さんもあったと思う。そして至る所にある「合法化運動」の看板、僕からするとなんでもありの世界だった…。

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そして祭りはフィナーレを迎える

パレード団体

 

マルディグラスのフィナーレに向けた出し物は僕の想像を遥かに超えていた。色とりどりの衣装に身をまとったヒッピー達のパレードが行進する。中にはよく見ると裸に絵を描いた女性の姿もあれば天使の衣装を着た5歳くらいの女の子もいる。

パレード個人

 

そしてこの奇妙なのに世界で有名なお祭りは最大の見せ場を迎えた。最後は日本で違法なアレを神輿のようにみんなで担いで街中を練り歩く姿は壮大ですらあった。

ジョイント神輿

 

僕が知らなかった幸せの価値観

親子の笑顔

帰りの車は途中で合流したアキラくんが運転してくれた。僕はたった1日で何年分もの衝撃を受けた気がして後部座席に座って独りで物思いにふけっていた。

僕の知らない幸せの価値観がそこにあった、つまりヒッピーの価値観だ。幸せそうに恋人や家族でマルディグラスに参加しているヒッピー達、それを見守る老人達が浮かべる満面の笑み…世界には僕がまだまだ知らない事がたくさんあるという現実に殴られた気がした。ヒッピーの幸せの価値観は僕には理解できなかったが、彼らは間違いなく幸せそうな笑顔で過ごしていた。

ヒッピー・ハンドブック (CHRONICLE BOOKS)

 

今でも「虹色の何か」を見たり、聞いてる音楽の歌詞に「虹色」という言葉を見つけると、僕はあの日の妖精のような夢子ちゃんの姿を思い出さずにいられない。

これが僕が経験した日本人があまり知らない、世界では有名で奇妙なお祭りの体験談である。

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