微笑みのタイ航空ビジネスクラス搭乗記 | 新型ロイヤルシルクの機内食レビューやラウンジ、CAさんのサービスの秘密について

タイ航空ビジネスクラス搭乗記

はじめてのタイ航空ビジネスクラス搭乗記。

タイ航空(Thai Airways)のビジネスラス「ロイヤルシルク」の機内食やサービスについて、僕の体験談を語ろう。搭乗レビューは成田-スワンナプーム国際空港の路線で機材はエアバスA330になる。印象的だったのは飛行機内の座席配置、タイ航空ならではのシートの並びとなっていた。

僕は今までバンコクに行く飛行機は全日空を優先的に選んでいたが、タイ航空のビジネスクラス航空券はANAマイルでも予約することが可能。他国のナショナルフラッグキャリアを選択するメリットとしては、乗った瞬間から違う文化を感じられることではないだろうか。

そう、タイ航空を利用してバンコクに向かうと飛行機に乗った瞬間から旅が始まる…

ワクワク感を感じることができるのだ。

この記事ではタイ航空国際線ビジネスクラスに実際に乗った感想や機内食、座席やCAさんのサービスについてレビューしていきたい。また今までどの航空会社のビジネスクラスでも経験したことのないトラブルにも遭遇した。その事件簿についても語っていこう。

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タイ航空ビジネスクラス「ロイヤルシルク」とは?

タイ航空ビジネスクラス「ロイヤルシルク」とは?

タイ航空のビジネスクラスは「ロイヤルシルク」という愛称で呼ばれている。ちなみにファーストクラスはロイヤルファーストと呼ばれ、エコノミーは特に愛称は存在しない。まさにタイ王国のナショナルフラッグキャリアとして、王室のサービス(ロイヤル)と呼ばれているのだ。

ちなみにタイ航空の公式サイトにはロイヤルシルククラスについて下記のように書かれている。

ロイヤルシルククラスはお客様の「心地よさ」を重視。ご出発からご到着まで、ワンランク上のサービスをご提供します。

  • ストレスフリーの特別なチェックイン
  • スパラウンジで旅の疲れをリフレッシュ
  • リクライニングシートでより快適な空の旅を
    ※タイ航空公式サイトより

ロイヤルシルクのキーワードは「心地よさ」、但しチェックインやスパラウンジはバンコク・スワンナプーム国際空港で受けられるサービスとなるので、日本から搭乗する場合はこの限りではない。いずれにしてもANAと同じスターアライアンスに所属している為、チェックインやラウンジはANAのサービスを利用することになっている。

 

ビジネスクラスは専用チェックインカウンターが快適

ビジネスクラス専用チェックインカウンター

成田空港発のロイヤルシルククラスではビジネスクラス専用チェックインカウンターを利用できる。エコノミークラスの混雑を横目に「ANA」という名札を付けたグランドスタッフが手続きをしてくれる。僕がチェックインする際には特にタイ航空専属スタッフの姿は見当たらなかった。

 

ビジネスラウンジ(成田空港)はANAラウンジを利用

ANAラウンジ

空港ラウンジに関しては成田空港の場合はANAラウンジを利用する。もちろんファーストクラス搭乗者は一段階上の「ANAファーストラウンジ」を利用することができる。

タイ航空のビジネス・ファーストクラスの日本発路線の利用可能なラウンジは下記の表をご覧いただきたい。

 ファーストクラスビジネスクラス
成田発・ANAスイートラウンジ・ANAラウンジ
羽田発・レッド・カーペッド・クラブ
・ANAスイートラウンジ
・ANAラウンジ
関空発・TGロイヤルオーキッドラウンジ・TGロイヤルオーキッドラウンジ
名古屋発・スターアライアンスラウンジ・スターアライアンスラウンジ
福岡発・ラウンジ福岡・ラウンジ福岡
札幌発・ロイヤルラウンジ・ロイヤルラウンジ

もちろん、エコノミークラスの利用者でもスターアライアンスゴールドなどの上級会員資格を持っていれば、ANAラウンジを利用可能だ。また特筆すべきは成田空港ではユナイテッド空港のラウンジも利用できるというメリットがある。

ちなみに札幌のロイヤルラウンジはタイ航空のラウンジではなく、クレジットカードラウンジなのでお間違えのないように。少し紛らわしい…。

 

日本で唯一のタイ航空のビジネスラウンジが存在

タイ航空ラウンジ

タイ航空のビジネスラウンジは日本で唯一、関西国際空港に存在する。

その名を「TG・ロイヤルオーキッドラウンジ」と言い、ファーストクラス搭乗者専用の別室まで用意されている。

但し…

過剰な期待は禁物とだけ言っておこう。

タイ航空のロイヤルなおもてなしがラウンジで期待できるのは、あくまでもタイ国内でのお話、日本国内のラウンジにはそこまでロイヤルさを感じることはできなかった。詳しくは僕が以前に書いた記事、タイ航空ファーストクラス搭乗記をご覧いただきたい。

また他社のラウンジについては下記の記事をどうぞ。

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タイ航空ビジネスクラス搭乗記、成田-バンコク路線A330をレビュー

初めてタイ航空のビジネスクラスに足を踏み入れた時、最初に感じたのは座席配置だった。

今回の機材はエアバスA330、僕にとっては初めて経験する座席配置になる。

同じ幅のビジネスクラスシートなのに「2人席」と「1人席」が混在している。僕は1人旅だったので…

「ひ、広いじゃないか」( ゚Д゚;)オォ…

という感想を持った。下記の画像は2人掛けのシートだがスペース1人掛けと同じになっている。(厳密に言うと違うかもしれない)

2人掛けの座席

僕が座ったビジネスクラスの座席は左右がとても広くなっている。一方、2人掛けの座席はある程度のプライバシーを保ちつつ、席が近いので同行者がいる場合は便利だろうなと感じた。

 

エアバスA330の新型ビジネスクラス

交互に並ぶ座席

タイ航空A330のビジネスクラスの座席配置は上の画像のように1人掛けと2人掛けが交互にならんでいる。これは窓際のシートだけでなく、中央列のシートも同じような配置になっていた。

この独特のシート配置はおそらく2018年に成田~バンコク路線にい導入された最新型のA330と思われる。その特徴は…

  • フルフラットになる
  • 機内WIFIが使える

参考までにその時の記事のリンクを貼っておこう。

 

新型ビジネスクラスのシートの感想

新型ビジネスクラスの感想

実際に新型ビジネスクラスに座ってみた感想としては、1人掛けのシートはかなりスペースが広く感じられる。

左右のスペースはサイドテーブルのように贅沢に使うことができる。モニターも特別大きくはないが充分な大きさと視認性を保ち、タッチパネル式なので感覚で操作することができる。

フルフラットになる座席ボタン

またシートも細かく調整できて、フルフラットになる。新型シートはもはやフルフラットは当たり前だし、やはり睡眠後の疲れの取れかたが違うので嬉しい新型シートだ。

ただ一つだけ欠点がある。それは…

足元が少し狭いということだ。

普通に座っているとあまり気にならないが、フルフラットにして横になってみると、足元のスペースの狭さが気になるだろう。成人男性なら寝返りを打つのは少し難しいと思う。逆に女性には特に問題のない狭さなのかもしれない、そう思ったのは隣の外人のおばさんはフルフラットにして気持ちよさそうに眠っていたからだ。

 

タイ航空のアメニティは「MANDARINA DUCK」

タイ航空のアメニティ

成田発のタイ航空ビジネスクラスのアメニティは「MANDARINA DUCK」というブランドだった。僕は初めて聞いた名前のブランドだが、イタリアブランドで独特の世界観を持っているようだ。

アメニティの中身

アメニティの中身はこんな感じ。基本的な物は揃っているので過不足はないだろう。

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タイ航空ビジネスクラスの機内食や飲み物

タイ航空ビジネスクラスの機内食や飲み物

続いては機内食や飲み物についてのレビューを書こう。

上記の画像はシャンパン、銘柄は「CHALES HEIDSIEK」だったと思う。JALのビジネスクラスなどでも採用されているブランドになるが、確かシャンパンは1種類だけだった。ちなみにタイ航空はファーストクラスだとドンペリが飲める。

ビールはシンハー

その他、ワインなどのアルコールからソフトドリンクまで、ビジネスクラスとして一般的な機内ドリンクが取り揃えているが、僕が頼んだのはタイのビール「シンハー」だった。

 

タイ航空の食事は選べる3種類

タイ航空ビジネスクラスの機内での食事メニューは下記の3種類から選ぶことができる。

  • 和食
  • 洋食
  • タイ料理

僕は今回、洋食を選択してみることにした。前回、タイ航空のファーストクラスに乗った時にタイ料理を選択したので、今回は違うものを選んでみた。

前菜

まずは前菜はこんな感じ。これに温かいパンが付いてくるのは他の航空会社のビジネスクラスと同じだ。

メイン料理

そしてこちらがメインの牛肉煮込み、味付けがやや薄めだったので少し塩を振って食べることにした。

デザート

こちらはデザート、タイのアイスクリームになる。この他にもフルーツとチーズの盛り合わせなどを頼めるのがタイ航空の特徴だが、僕はもうお腹いっぱいで注文することができなかった。また、メインの食事以外にも、トムヤンクンヌードルや温かいお蕎麦など、いつでも食べることができるメニューが用意されている。

 

タイ航空のCAさんのサービス

タイ航空のCAさんのサービス

タイ航空のCAさんのサービスについて語ろう。

今回、僕についてくれたCAさんは男性でとても細やかなサービスをしてくれた。JALやANAと言った日本の航空会社では男性の客室乗務員はほとんど見かけないが、海外の航空会社では一般的だ。

そんな中、ひとつだけタイ航空のCAさんのサービスについて気づいたことがある。それは…

離着陸時のシートベルトや座席に非常に厳しい。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

通常ビジネスクラスに乗っていると、離着陸時の座席の位置などはあまり注意されないことが多い。シートベルトも一度見回りが来る程度なのだが、タイ航空のCAさんは何回も、そして何人も見回りに来る。

これはおそらく良い特徴だと思う。それだけ安全第一の意識があるのがタイ航空のCAさんと言えるだろう。

今まで僕は幾つかCAさんのサービスについての記事を書いてるので、そちらもぜひご覧いただきたい。

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着陸寸前、まさかのトラブルに遭遇

初めてのタイ航空ビジネスクラスの搭乗記、最後に僕が遭遇したまさかのトラブルの話をしよう。

あれはバンコク到着まで後40分程度となり、CAさんが少しずつ慌ただしくなり始めた頃だった。何か機内アナウンスがあった後だったと思う。僕は映画を見ていたのだが…

突然、画面が真っ暗になった。

まるで中国のNHKで放送できないニュースがあった時のように画面が真っ暗になった。いろいろとボタンを押してみたが、全く画面が明るくなる気配はない。

CAさんを呼ぼうかと思ったが、着陸の準備で皆ドタバタしている。内気な僕は…

見ていた映画をあきらめることにした…。(T_T)

その時見ていた映画はフルCGの「ライオンキング」だった。これはまた別の機会に見るとしよう。今まで画面がブラックアウトするトラブルは一度も経験したことがなかったので、かなり驚いた。

 

タイ航空ビジネスクラスの特典航空券

タイ航空のビジネスクラス「ロイヤルシルク」、飛行機の中からタイの空気感を感じることができる素敵な体験だった。飛行機に乗るなら、やはりビジネスクラスは楽しいと思う。もちろんビジネスクラスの航空券は料金が高くて簡単に購入できるものではない。

だから僕は…

ANAマイルを貯めて特典航空券で旅にでる。

タイ航空のビジネスクラス特典航空券はANAマイルがあれば交換できるのだ。ANAマイルの貯め方については下記の記事を参考にしてほしい。

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