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英会話で議論をすることの難しさと価値観の違い~友達がシーシェパードの熱狂的なファンだったらどうする?~

探検

海外旅行に行くと日本と現地の文化の違いを体験する。非日常を楽しむことが海外旅行の醍醐味のひとつだし、英会話ができると色々な意見を交換して楽しみの幅が広がるだろう。ただし世界には危険と言うほどではないが、触れない方が良い話題もある。中国や韓国の人々と領土問題について議論するのは避けた方が良いと思うし、戦争の話を海外でするのもやめたほうが良いだろう。歴史や政治の問題だけではなく、個人の価値観の話でも相容れない時があるのだ。今回は僕が海外で文化や価値観の違いに戸惑った経験を話そうと思う。

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このブログを読んでいる人は海外旅行好きが多いので「そんなの当たり前だよ」と言うかもしれない。僕もそう思っていた、そして気をつけていた。英会話が上達してきた僕はある時に国際的な話題の限界線を超えている事に気づかなかった。今日は海外での火種になりうる、ちょっと危険な話題について僕の体験を語りたい。前に英語を話せると幸せになれるという記事を以前書いたが、今回は英語が話せるとびっくりするくらい価値観が違うことに気づくという話だ。 

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異国の社会問題に英語で触れる

英会話でディスカッション

オーストラリアに留学していた時、僕は英語学校に通っていた。その日の授業は世界の社会問題を10人くらいでディスカッションするという内容だった。「お金は人を幸せにするか?」などのありがちな話題を幾つかこなした後に提示された議題は僕にとって印象的な内容だった。

 

「闘牛に賛成か?反対か?」

 

この議題はスペイン国内では社会問題として扱われ、動物愛護団体から一般市民まで活発な議論が行われていたらしい。僕はヨーロッパ、アジア、南米、シルクロード?の混合クラスで闘牛について議論ができるのは面白そうだと感じた。

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ドイツ人の女の子に撃たれる

ドイツ女子

僕のクラスの意見は半々くらいに別れた。僕は「闘牛に賛成」側の人間だった。それぞれ意見を順番に言い、僕に廻って来た時に伝統文化は保護されるべき」というような主張をしたと思う。すると反対派のドイツ人の女の子がこう言った。

 

ドイツ女子「日本人って残酷な民族よね、食べる目的以外に牛を殺すなんて信じられないわ」

 

ナニこのひと僕が殺してるんじゃないんだけど…。アジア人に対する若干の偏見を感じられるような態度で言い捨てられて、少しカチンと来た僕は思わずこう言い返してしまった。

 

僕「ふーん、じゃあ君は牛革のバッグや靴を持ってないんだね?」

 

すると僕のイラっとした物言いが見事に伝わったらしく彼女は僕に向かって手を拳銃のように差し出して「BANG!」と打つ真似を見せてからこう言った。

 

ドイツ女子「アタシはこうやってひと思いに殺さないで、ジワジワと殺す闘牛が大っ嫌いなの!あんた死ぬ時にジワジワ死にたいの?」

 

僕はあまりの語気の強さに圧倒され、その後はひと言も言い返すことができなかった。多分、人生で最初で最後の女の子に撃たれた瞬間だっただろう。

僕がドイツ人の女の子に撃たれていた時、クラスのスペイン人の友人は沈黙を保っていた。彼の父親は熱狂的な闘牛のファンらしく、この問題はあまり嬉しい話題ではないらしい。スペイン国内では闘牛反対の風潮が強く肩身の狭い思いをしているらしく、彼の父親が通っていた闘牛場も閉鎖が決まっているという。彼の世代は闘牛にあまり興味はないが複雑な思いであると話してくれた。

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初めて闘牛を見た

闘牛

数年後に海外旅行で訪れたスペインで初めて闘牛を見た。「人間VS牛のフェアな戦い」を想像していた僕にとって、闘牛は思っていたより残酷だった。どれくらいかと言うと牛に同情したくなるくらいだった。

僕が見た闘牛の流れはこうだった。最初に数人で牛を疲れさせつつ、よってたかって傷をつける。その後、ガッチリとした鎧を着た戦士が大きなヤリで牛にガッツリと深手を負わす。そして牛がかなり弱ってきたところで軽快に登場するのが主役のマタドールだった。仲間が必至に牛を弱らせてから登場するマタドールの姿は「一騎打ち」を潔しとする文化で育った日本人には少々刺激が強かったと思う。倒れた牛の足に鎖を付けて馬車で引きずって行く姿に哀愁を感じた。そして闘牛料理の店に誘われたので、丁重にお断りした…。

僕が海外の料理で困った話はこちらの記事を読んでほしい。

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シーシェパードと捕鯨問題

シーシェパード

日本人にも伝統文化について物議を醸しだす社会問題がある。闘牛と違い国内世論は2つに割れていないと思うが世界で極端に問題視される伝統文化とは…そう、捕鯨の話だ。その捕鯨問題に対してアグレッシブに活動しているのが有名なシーシェパードだ。

 

シーシェパード

環境保護を旗印に掲げる反捕鯨団体。シーシェパードは「海の保護者」という意味だが、暴力的な抗議・妨害活動から、「エコテロリスト」と位置づけられることが多い。本部は米国にある。その前身は、1977年に設立されたアース・フォース・ソサエティー。カナダ人活動家ポール・ワトソンが、国際環境保護団体グリーンピースを脱退後、主に海洋の哺乳動物保護を目的に設立した。当初から、過激な破壊活動で国際世論にアピールする手法が際立っており、結成間もない80年にはリスボン(ポルトガル)で捕鯨船を爆破・沈没させている。コトバンクより

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SAVE THE WHALES EAT JAPANESE

SAVE WHALES

僕の留学先のオーストラリアではシーシェパードは英雄だった。日本でもたまにニュースで観るが、現地の街角インタビューみたいな形で「シーシェパード万歳!」と若者がめちゃめちゃ応援してたりするのだ。特にオーストラリアでは近海に日本の調査捕鯨船が来てクジラを捕って帰るのを快く思っていない人が多かった。

上の画像はシーシェパードとは直接関係ないが有名なTシャツのロゴである。

 

「SAVE THE WHALES EAT JAPANESE」

 

「クジラを守れ、日本人を食べろ」というTシャツはオーストラリア国内では圧倒的な人気を誇っている。僕もギャグの効いたお土産として何枚か購入した。ちなみに日本でもAmazonで買うことができるようだ。

 

Save the Whales Tシャツ

 

オージーは豊かな資源に囲まれた国だ。だからなのかクジラやイルカといった生き物の保護には前向きな風潮だったと思う。僕も海でサメに遭遇して驚いたことがある。僕がサメに遭遇した時の話はこちらの記事をどうぞ。

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僕が直面した捕鯨問題

シェアメイト

捕鯨問題についての僕の体験を話そう。オーストラリア人の友達に振られた「捕鯨問題」にうっかり真面目に回答してしまったことがある。彼の名前はルーク、僕と同じ屋根の下に住むシェアメイト(オーストラリアではフラットメイトと言う)だった。毎朝一緒に海に入り、休日もサーフトリップを共にする気心の知れた仲間だった。

 

ある日、ルークが「日本人はなんでクジラを食べるんだい?」と僕に問いかけて来た時に僕はクジラ料理の素晴らしさや伝統文化の大切さを一生懸命説明した。寝食を共にした仲の良い友達に対して、僕は淡い期待を抱いていたのだ。

 

「もしかしたら、彼なら文化の違いを解ってくれるかもしれない…」

 

それは「甘い期待」だった。僕の話を聞いたルークは不快感を示した。そいてクジラの知能が高いことや家畜の様に増やせないこと、絶滅の危機に瀕しているのに何故日本人はオーストラリアの近海まで来て捕鯨をするのか?と口にした。

後から分かったのだが、ルークはシーシェパードの大ファンだった。彼のFacebookを見るとタイムラインにはシーシェパードの記事が幾つもシェアされていた。

その後の議論はもうグダグダになった。国際問題として国と国で話し合うべきだとか、クジラは哺乳類だから人間に近いとか…全くの平行線でお互い頭に血が上り始めた。そんな一部始終を見ていたイギリス人のシェアメイトの女の子に「あんた達いい加減にしなさい!」と一喝されて議論は終わった。以後、僕とルークの間でクジラの話が出たことはない。

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価値観の違いとアイデンティティを求めて

自分探しの旅

僕がこの時に学んだのはどんなに仲の良い友人と話しても分かり合えない「価値観の違い」という物が世界には存在するということだった。英語で「controversial」(コントロバーシャル)、意味は「物議を醸す」というような話題に関してはこれからは徹底的に避けようと思った。

捕鯨問題なんて正にcontoroversialな話題で「育ってきた環境が違うから~♪」と、思わず「セロリ」の歌詞でも口ずさむくらいしかできない。かなりレベルの高い国際的価値観の違いである。

ルークがこんな言葉を言っていたのが印象に残っている。

 

ルーク「伝統文化を引き合いに出されると歴史の浅い我々オージーはコメントできない。でも今何をすべきかを考える方が重要なんだ」

 

ルークみたいな考えの持ち主の支援を受けてシーシェパードは活動している。それが暴力的で法的に許容できない活動だとしても。捕鯨問題には単なる価値観の違いだけでなく、歴史の浅い国に生まれた彼等のアイデンティティの探求という背景すら垣間見えた気がした。

 

本日のまとめ

今でもルークのFacebookを覗くと時々シーシェパードの記事がシェアされている。そして僕は年に数回は鯨料理のお店で舌鼓を打つ。僕らは決して交わることのない2つの主張の違いに気付かずに会話してしまった。世界には政治問題だけでなく決して相容れない主張が地雷のように落ちている。そしてあなたもいつの日かそんな場面に直面するかもしれない。あなたならそういう時はどうするのだろうか?

そんな時は…速やかに退散することを僕はおススメする。

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