海外WIFIレンタルのメリットとデメリット。料金が高くても紛失や盗難の補償する安心パックをおすすめする理由とは?

海外旅行に行く際にあると便利な海外WIFIのレンタルサービス、ポケットWIFIをレンタルして渡航先にもっていけば世界中でスマホやPCを接続してインターネットを楽しむことができる。僕は携帯キャリアの海外パケット定額よりも海外WIFIレンタルを断然おすすめする。

その理由は料金的なメリットや複数人で利用できるなどのメリットがあるが、デメリットも存在する。一番のデメリットは荷物がひとつ増えるので盗難や紛失のリスクが考えられるだろう。

ただし海外WIFIレンタルの保険に入れば、いざという時の補償を受けることができるので、リスクは回避することが可能だ。

今日は通算2回も海外レンタルWIFIを紛失(盗難された)したこの僕が、海外WIFIのレンタルのメリットやデメリットについて自分の経験を基に語ろう。

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海外WIFIレンタルとは何か?

海外WIFIとは

海外WIFIレンタルとは海外で使える小型のWIFIルーターの貸し出しサービスの事を指す。旅行先で自分のスマホやPCを接続して使えるので、現地のホテルなどのWIFI環境が悪くても安心して使うことができる。要するに海外WIFIをレンタルすると…

海外で自由にネットに繋がることができる。

僕は海外旅行や出張の時に必ず海外WIFIをレンタルするが、異国の地で場所を選ばずに快適にスマホを使えるようになった。今まで使ったことがある海外WIFIレンタル会社は下記の2社になる。

・イモトのWIFI

・グローバルWIFI

どちらも業界大手なので料金的に安くて対応する国の数も多い。海外WIFIレンタル初心者の人は上記のどちらかの会社を選べばまず間違いないだろう。

海外WIFIレンタルのメリット・デメリットについて

今では広く普及した海外WIFIのレンタルにはメリットもデメリットも存在する。それらを踏まえて利用することが海外旅行をより楽しむことに繋がる。

知ると知らぬとでは大違い、海外WIFIレンタルのメリットとデメリットを解説していこう。

海外WIFIレンタルのメリット:料金が携帯キャリアよりも安い

料金が安い

海外WIFIレンタルのメリットのひとつは「携帯キャリアより料金が安い」ということがある。携帯キャリアの海外パケット定額プランは1日2,980円かかるが、海外WIFIレンタルは渡航先によって変動するが、1日680円からの料金設定になっている。

僕は仕事や旅行でアジア諸国・ヨーロッパ・アメリカと海外WIFIをレンタルした経験があるが、1日あたりの金額が日本の携帯キャリアの海外パケット定額を超えたことはない。

つまり海外でのインターネットの金額を抑えたい人にとって、海外WIFIレンタルは料金面ではかなりのメリットがある。

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複数接続という使い方ができるのもメリット

複数接続のメリット

海外WIFIルーターには便利な使い方がある。それは複数機種や複数人で使うことが可能なところだ。例えばスマホとPCの2台使いができたり、友達や仕事相手と一緒に使うことができる。(最大5台まで)

それから充電用のソケットが付属しているが、世界各国のコンセントに対応しているのでWIFIルータ-だけでなく他のデバイスの充電にも役に立つというメリットもある。

空港や宅配便で受け取りができるメリット

受け取りのメリット

海外WIFIレンタルはインターネットでルーターを申し込むが、その際に受け取り方法を選択する。空港で受け取ることも可能だし、宅配便で自宅や職場に送ってもらうことも可能だ。

返却も同じように空港と宅配が選択できて、空港返却なら返却ポストに投函するだけなのでお手軽になっている。現地の空港で現地のSIMカードを買って設定するという方法も考えられるが、同じ旅程の中で手間をかけずに接続できるというメリットがある。

ちなみに海外レンタルWIFIは出発当日に空港で借りることもできるが、カウンターが混雑していたり料金設定が少し高くなっている可能性があるので、できれば事前にインターネットで申し込んでおいたほうが無難だろう。

海外WIFIレンタルは使わなくても日数分の料金がかかるが…

旅行期間が長くなると料金が日数分かかるので高額になることが多い。1週間以上の長期旅行の場合は1万円を超えることもあり得る。

それでも料金は携帯キャリアの海外パケット定額プランよりも安いのだが、使う使わないに関わらず、旅行日数分の料金は必ずかかるのであえてデメリットと言いたい。「海外で携帯をほとんど使わない」と思う人には海外WIFIルーターは必要ないだろう。

ただし欧米ではホテルのWIFIが有料のケースが多く、金額も1日20ドルなど高額の場合も多いのでやはり前もって定額性の海外WIFIを借りた方がメリットは大きいと言えるだろう。

海外WIFIルーターには通信制限というデメリットがある

通信制限のデメリット

定額性で一見、無制限に思える海外WIFIレンタルには通信制限が存在する。通信制限は大容量タイプで1日500MB程度の場合が多い。500MBはSNS投稿やメールのやり取りには十分な容量だが、データ量の大きい動画を見ているとあっという間に消費する容量なので注意が必要だ。

また、スマホアプリのバックグラウンド更新をOFFにしておかないと読み込み続けるので海外渡航の際には注意してほしい。この通信制限があるところは携帯キャリアの海外パケット定額と比較するとデメリットになる。

僕は旅行中に苦い経験がある。夜寝る時に携帯アプリのバックグラウンド更新を切らずに、海外レンタルWIFIの電源を入れたまま寝てしまったら朝起きてほぼ500MB使い切っていたことがあった。

通信制限を超えるとレンタル会社からメールで警告が来る。そして通信速度を低速にされるのだが、この低速は極端に速度が遅いので使い物にならない。皆さんは同じ轍を踏まないようにご注意願いたい。

盗難・紛失リスクが海外WIFIレンタルの最大のデメリット

最大のデメリットは紛失リスク

それでも便利な海外WIFIルーターだが、荷物がひとつ増えるので紛失や盗難のリスクが発生する。僕にとってはこれこそ海外WIFIレンタル最大のデメリットと言えるだろう。なぜならば僕は海外レンタルWIFIを …

紛失1回、盗難1回の計2回失っているからだ。

1回目の紛失はヨーロッパ・ドイツにて海外レンタルWIFIの盗難にあった。と言ってもWIFIルーターを狙われたのではなく、カバンその物を盗まれたのだ。これが僕が初めて海外レンタルWIFIを紛失(盗難)した経験となった。

この時は海外レンタルWIFIよりもパスポートを盗まれたことの方が痛手だった。それについては海外旅行でパスポートの盗難事件!保険会社の補償と対処方法、申請から再発行までに僕が失った大切なものとは? という記事にしているので、興味があったら読んでみてほしい。

www.hanayao.xyz

そして2回目の紛失はつい先日に中国に行った時のことだった。久しぶりの中国で一仕事終えた僕は現地の仕事仲間と酒を飲み、楽しい時間を過ごした。記憶は定かではないが尾根遺産のいる店に行ったような気もする。

そして日付けが変わる頃、ホテルに戻った僕はポケットの中の物を出そうとして真っ青になった。

「海外レンタルWIFIがない、どこに置いたか記憶もない…。゚(つД`)゚。」

その後、飲み屋やタクシー会社などに電話して探してもらったが僕のWIFIルーターが見つかることは無かった。海外で物を落とすということは「2度と見つからない」ということだと実感した。こうして僕は海外レンタルWIFIの最大のリスクを2度も引き当ててしまったのだ。

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海外レンタルWIFIルーター紛失時にかかる費用はいくらか?

コールセンター

それでは実際に僕がWIFIルーターの紛失で支払った金額を公開しよう。すごくドキドキしながらイモトのWIFIのコールセンターに電話をした。すると電話に出た優しそうなお姉さんは僕にこう言った。

「お客様は補償に入っているので費用はかかりません」

通常ならばWIFIルーター本体の紛失で40,000円を支払わなければいけない。けれども一日につき300円を支払う「あんしんパックフル」という保険のようなものに加入していたので「紛失した」という連絡1本でOKになったのだ。

万が一の時の補償「あんしんパック」は秀逸

あんしんパック

僕がいつも利用しているのはイモトのWIFIという海外WIFIレンタルだ。そこには万が一の時の補償として「あんしんパック」というサービスが用意されている。僕が利用している「あんしんパック フル」は1日300円かかるが、過去に2回盗難&紛失を経験した際にはとても役に立った。

あんしんパックは三段階に分かれていて、補償の手厚さによって料金が異なる設定になっている。旅行代金を節約したいという気持ちにもなるが、さすがに2度の紛失を経験するとこれくらいは払い続けようと思う。

「備えあれば憂いなし」

海外でのトラブルはいつ・どこで・何が起こるかは分からない。今まで自分が遭遇したトラブルの回数からすると2度あることは3度あってもおかしくないだろう。


海外トラブルの事件簿

参考までに今まで記事にしてきた僕の海外渡航時のトラブルをまとめておこう。油断が原因のものから防ぎようが無かったものまで様々だった。下記の記事の中には自分の経験だけでなく、友人やニュースになったものもある。

あとがき:海外レンタルWIFIのメリット・デメリット

海外渡航時に便利なWIFIルーターはメリットとデメリットを踏まえて使っていきたい。あくまでも僕の主観に基づいたメリットとデメリットだったので、多少的が外れていた部分はご愛敬としてご理解いただきたい。

これからの時代、ますますスマホなどの電子機器を海外で使用することが多くなり、デバイスの進化と共にいつかWIFIルーターは役目を終えることになるだろう。

今の子供たちが黒電話を知らないように、そう遠くない未来に「昔の人は海外で使えるWIFIルーターをレンタルしてたんだってさ」なんて会話を聞くことがあるかもしれない。

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2 件のコメント

  • はじめまして。
    いつもブログ楽しく拝見しています。
    海外レンタルWIFIですが、クレジットカードの損害賠償項目で補償が可能です。
    1日数百円ですが、もったいないですので、次回以降はぜひご検討ください。
    では。

  • きゅうさん
    コメントありがとうございます。
    1回目は盗難だったので保険は使えたのですが、2回目は紛失なので保険が使えないような気がします(^_^;)
    ちょっと調べてみますね。
    ブログを読んで頂きありがとうございます(*´꒳`*)

  • hanyao へ返信する コメントをキャンセル

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