初心者陸マイラー育成日記㉙~アイコスの使い方が几帳面なオカちゃん、加熱式たばこ増税案を切る!?

アイコス増税

この物語のオカちゃんは3か月前までアイコスなどの「加熱式たばこ」を「あんなん、タバコじゃあらへんですわ」と小馬鹿にしていた。

けれども自分がアイコスを手に入れた途端にオカちゃんは「加熱式たばこを喫わずは人に非ず」と手のひらを返したのは記憶に新しい。

そんなオカちゃんに「加熱式たばこ増税を検討」というニュースが飛び込んできた。アイコスだけでなくJTのプルームテックという加熱式たばこも手に入れようとしているオカちゃんにとっては激震だろう。

今日はそんなオカちゃんのアイコス論と加熱式たばこの増税に関する、彼の意見を聞いてみたので記事にしてみようと思う。

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アイコスを手に入れてからのオカちゃんは、飲み屋で普通の紙巻きたばこの煙の臭いがすると「お~ケムい…ケムいですなあ」と小さい声で言いながら、喫煙者をチラ見する。僕にとっては想像通りなのだが、どうやら過去の自分の喫煙履歴は白紙になったらしい。

今はアイコスだけでなくプルームテック(JTの加熱式たばこ)が欲しいらしく、公式サイトで毎回応募をしているようだ。そちらは日頃の行いが祟って6回連続で外れたとボヤいていた。

JTも6回も応募している人間を当選させてあげればいいのにな…と思うのだが、オカちゃんがプルームテックを手にする日は来るのだろうか?

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前回までの記事はこちらから

このお話はリアル友達にポイントサイトの仕組みを使ったマイルを大量に貯める方法を教えてあげたらどうなるかな?と思うところから始まった。怪しい関西弁を使いこなす僕の友達のオカちゃんは義理と人情とセコさが売りの30代半ばのナニワ金融道に出てきそうな男性である。

今から3か月ほど前にオカちゃんは念願のアイコスを手に入れた。その後、独特のアイコス論を編み出したようなので今日はそちらを紹介しよう。また現在、加熱式たばこの増税が検討されている。それについてもオカちゃんが物申しているのだ。

 

オカちゃんがアイコスを手に入れるまでの物語「オカちゃんとアイコス3部作」の記事はこの下のリンクから読んでほしい。

・【第一部】コンビニで転売屋と競うオカちゃん、その対策は?

・【第二部】コンビニでアイコスが売れ残る?転売屋時代の終焉

・【第三部】新型アイコスを購入したオカちゃんのドヤ顔がウザい

 

その他の過去の記事は初心者マイラー育成日記シリーズのリンクをクリックしてほしい。よく間違えられるが、オカちゃんは実在の人物で僕が書く記事は実際に起きたことだけである。

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「アイコスの掃除は歯磨きとワンセットですわ」

アイコス掃除

見た目と違ってオカちゃんは超が付く几帳面だ。彼は毎日アイコスのホルダー(たばこをいれて加熱する棒状の物)を掃除している。アイコスを持っている人なら解ると思うけど、使っていく内に汚れて味が変わるが毎日掃除するのは結構面倒くさい。

僕は数日に一度しか掃除しないので、段々と味が変わってくるのだが個人的にはそんなに気にならない。確かに掃除するとクリアな味になるのだけれど。

ある日オカちゃんと飲む時にアイコスを忘れたと言うので貸してあげたことがある。ひと口喫ったオカちゃんは渋い顔をして僕にこう言った。

 

オカちゃん「ペっぺ…はにゃおさん、ホルダー掃除してないですわな?」

 

僕「何日かに一度はしてるけど…」

 

オカちゃん「何日かに一度?それはあきまへん、アイコスと歯磨きはワンセットですわ」

 

僕「そ、そうかい…汗」

 

どうやら寝る前に歯を磨いてアイコスを掃除するのはオカちゃんの日課らしい。なんだかアイコスを貸して、さらに僕のたばこを喫っているのにまずそうな顔をされて損した気分だった。

ちなみにその後もオカちゃんは「今日はこれで我慢しますわな」と、恩着せがましくいいながら僕のアイコスを喫い続けていたことも付け加えておこう。

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オカちゃんのアイコス論~「良いコス」と「ダメコス」~

アイコスの使い方

ここでオカちゃん独特のアイコス論を紹介しよう。アイコスは通常の紙巻きたばこより短いヒートスティック(たばこ)を、ホルダーのブレードに刺して加熱する。

アイコスが登場したばかりの生産ロットはブレードの強度に難があり、たばこを刺すときにブレードが折れるという故障が続発していた。僕もパキッとブレードが折れて新品に交換してもらったことがあった。

オカちゃん曰く、アイコスのヒートスティック(紙巻きたばこ)の生産ロットには「たばこの葉の密度」にムラがあり、ブレードに刺さりやすいものと刺さりにくいものが存在する。それをオカちゃんは独特の感性でこんな風に呼んでいた。

 

・適度な固さで巻かれているヒートスティック
 良いコス(良いアイコス?)

・固く巻かれて刺さりにくいヒートスティック
 ⇒ダメコス(ダメなアイコス?)

 

このように「良いコス」と「ダメコス」と名付け、オカちゃんはこれを世の中のスタンダードな呼び方にしたいようだ。オカちゃんは「流行語大賞も視野に…」と言いながらこんな風に独自の呼び方を使っている。

「ダメコス」の場合はこんな風に使うらしい。

アイコスの使い方

オカちゃん「あ~これはダメコスですわ、刺さりにくいし味も不味いのう」

 

一方、「良いコス」の場合は嬉しそうな顔をして使うらしい。

良いアイコスの使い方

オカちゃん「お、なかなか良いコスですな、87点あげますわ」(誰に?)

 

実際にオカちゃんの言う「ダメコス」は結構な頻度で存在していて、多い時はひと箱に2,3本入っている時がある。アイコスのヒートスティック(たばこ部分)は1本23円もするので2本捨てると46円の損失になる、結構な金額だろう。

「ダメコス」がどんな風にダメかというと、たばこの葉が固くてホルダーのブレードに刺さりにくい。喫ってもたばこの葉が詰まりすぎていて味がしない時があるのだ。僕も「ダメコス」を引いた時にはあきらめて捨てるようにしている。

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加熱式だばこの増税検討について

加熱式たばこの増税

つい先日、政府が加熱式たばこの増税を検討しているというニュースが流れた。通常の紙巻きたばこと加熱式たばこは税法上の扱いが違う為、かかる税金が違うという話から来ているのだが、アイコス利用者の立場としては複雑な気持ちだ。

自民、公明両党は秋以降、税制改正議論を進め、年末に与党大綱をまとめる。安倍政権が重視する人材投資を後押しする企業減税などが柱で、全般に小粒な改正となる見通し。所得税も増税となる高所得世帯の反発が予想されるため、改革の方向性を確認するにとどめ、抜本的な改正は先送りされる公算が大きい。

新型たばことして最近普及し始めた加熱式は税法上「パイプたばこ」に分類。1箱当たりの税額が紙巻きより小さく、国内で販売されている3商品の間にも税負担に差があることが問題視されている。宮沢氏は「年末までに答えを出していかないといけない」と述べ、課税方式などを見直す考えを示した。

※SankeiBizより

加熱式たばこ増税、18年度税制改正で検討 紙巻きと税負担に差 – SankeiBiz(サンケイビズ)

 

この話をオカちゃんと話す機会があったのでどう思うか聞いてみた。現状の税率が低い為、希望的観測をオカちゃんに伝えたら…バッサリ切られてしまった。

 

僕「もしかしたら増税を吸収してお値段そのままってことはないかな?」

 

オカちゃん「そないな事はありえまへんな」

 

僕「そ、そうかい?」

 

オカちゃん「はにゃおさん、アイコスの本体購入してるでっしゃろ?」

 

僕「うん」

 

アイコスから逃げられない

オカちゃん「それなら搾り取れるだけ搾り取りますわな、ワイなら…」

 

確かに、アイコス本体を購入して先行投資を行った今、他のブランドにスイッチするのは非常に難しい。僕はもうアイコスに身動きが取れないように縛られているのだ。久々にオカちゃんの現実的な意見が僕に刺さった…。

 

オカちゃん「ええでっか、いち消費者のワイらにできることはダメコスを減らすように訴えることくらいですわな」

 

確かに年間のアイコス購入額の1割に迫るダメコスの存在は増税が濃厚な今、非常に懐に痛いものだ。そんな風に考えているとオカちゃんがこう続けた。

 

アイコスから逃げられない

「このネタをブログに書いて、全国のワイのファンに共に戦おうと伝えてくれまへんか?」

 

全国にファンがいるかどうかは知らないけど、とりあえずブログに書いてみた。これから始まるオカちゃんのダメコス撲滅運動という孤独な闘いへの応援歌になるだろう。

流行語大賞は無理だとしても「良いコス」と「ダメコス」の存在が加熱式たばこの増税より先に無くなることを切に願いたい。 

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あとがき

喫煙者に対する世間の風当たりは日に日に厳しくなる。それでも日本は世界的にみれば喫煙大国…と思っていたけれど、先日フランスに行ったら道端に「ポイ捨てたばこ」が散乱していて考え直した。

但し、たばこの値段は8ユーロ(1,000円)くらいするので日本はまだ安いのかもしれない。フランスではさらなる値上げが予定されているようだ。いずれにしてもマナーは日本人の方が上なのでそこは誇ってもよいだろう。

ちなみにフランスに出発する時に成田で利用した「JALサクララウンジの喫煙所」は世界一のレベルだ。詳しくは【JALサクララウンジ喫煙所】成田空港国際線第2ターミナルに世界で1番素敵な喫煙所が存在するを読んでほしい。

www.hanayao.xyz

「たばこやお酒といった嗜好品」は世界共通の文化だと思っているが、これからも時代とともに移り変わっていくのだろう。

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